当社の強み

金物や治具の製作まで対応可能。実験用模型をワンストップで製作します。

宇宙模型では船体製作に留まらず、紙媒体の電子化、スクリュープロペラやシャフトなどの金物、実験に関わる治具や塗料など一貫した製作も承ります。

最新の3DCADを駆使して設計作業自体の時間短縮や3Dプリンタを用いた試作モデルの造形。各種NCルータマシンを使い分けてお客様のご要望にお応えいたします。

ヒアリングから完成までの窓口が一本化されます
  1. ヒアリング
  2. 設計
  3. パーツ手配、加工
  4. 付加物取付、組立
  5. 調整、検査
  6. 完成

九州ではめずらしい。大型5軸加工機の導入によるダイナミックな加工が可能に。

テーブル寸法6,000mm×1,500mm、高さ1,000mmの大型加工機は、九州でも導入例は数少ないものです。
同時5軸制御と複雑な加工内容にあらゆる角度から加工が可能で、現在までに全長8mの船の製作も手がけています。
3軸加工機では限界のあった複雑な形状でも、ダイナミックな動きで効率よく加工します。

主な設備
機械設備名 型式・能力・寸法など
5軸NC(SHINX 50ZXF-11-6-1560 ATC8) テーブル寸法:
1500×6000(mm)
1
3軸NC(SHINX 20ZXGN ATC7 取置式) テーブル寸法:
1300×2600(mm)
1
3軸NC(SHODA NC2001-1326X) テーブル寸法:
1300×2600(mm)
1
常盤 1000×4000(mm) 1
常盤 1000×5200(mm) 1
常盤 1500×9000(mm)(1500×3000(mm)常盤3つ継ぎ) 1
3Dプリンタ(キーエンス AGILISTA-3000) 造形サイズ:
297×210×200(mm)(A4サイズ×200)
1
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オス型を作成しないFRP成形方法

従来のFRPによる船体製作の工程では、まず本体となるオス型を製作したのちFRPを張り、メス型を造っていました。
これに対し、宇宙模型ではNCルータマシンを駆使しブロック状のメス型を直接加工・製作するので短納期化、またそれに伴う価格の値下げへの対応を可能としました。

flow

展示用も実験用も製作実績があるからできること。実寸模型やジオラマ製作も行います。

戦後70年の節目であった2015年は、さまざまなメディアが戦争について取り上げていました。
これに絡んで日本テレビ様より特攻兵器「震洋」の実寸模型の製作依頼が。当時の図面をもとに、当時の製作方法を再現し作りました。

完成後は、実際に海に浮かべた模型を漁船で引っ張りロケが行われました。その様子は同年8月9日の日本テレビ「バンキシャ」内で放送されました。