制作実績のご紹介

宇宙模型では、実験用船体模型や展示用模型など、幅広い種類の模型を手がけてきました。
国内外の造船所や研究機関からの依頼を受け、精密な技術と丁寧な作業で信頼に応えています。
大型船から特殊用途の船舶まで、多種多様な模型製作の経験を活かし、精度と完成度の高い作品を提供しています。
ここでは、これまでの代表的な実績をご紹介します。

製作実績①
制作物 スタジアムシティ長崎  全体模型
製作期間 1年
製作実績②
制作物 長崎の変キャラクター
にゃーが
製作期間 3ヵ月
製作実績③
制作物 特攻兵器 震洋
実寸大レプリカ
製作期間 3ヵ月
製作実績④
制作物 実験用船舶模型
(木製、6m)
製作期間 2ヵ月
製作実績⑤
制作物 実験用船舶模型
(FRP製、2m)
製作期間 1.5ヵ月
製作実績⑥
制作物
製作期間

当社の強み

宇宙模型は、船体模型の製作だけでなく、金物加工や塗装、治具製作まで一貫して対応可能です。最新の5軸NC加工機や3Dプリンタを駆使し、複雑な形状や大型船でも高精度・高品質を実現。実験用・展示用問わず多種多様な模型製作の実績があり、短納期かつ確実な納品が可能です。長年の経験と技術力を活かし、お客様の細かい要望にも柔軟に対応できることが当社の大きな強みです。

キャプチャ

製作の流れ

宇宙模型では、ヒアリングから設計、パーツ加工、組み立て、塗装、検査、完成まで、一貫して丁寧に製作を行っています。お客様の要望を正確に反映するために、必要に応じて試作や改良を重ね、細部までこだわった模型に仕上げます。製作工程の各段階で確認を行うことで品質を保ち、納期やコストにも配慮。製作の流れを理解いただくことで、完成品への安心感と信頼性を実感していただけます。

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九州でも数少ない大型5軸加工機で、ダイナミックな加工を実現

テーブル寸法6,000mm×1,500mm、高さ1,000mmの大型加工機を導入し、複雑な形状の加工もあらゆる角度から可能にしました。九州では導入例が少なく、同時5軸制御により、これまで3軸加工機では困難だった加工も効率よく行えます。これまでに全長8mの船の製作も手がけ、精密かつダイナミックな加工を実現しています。

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主な設備

機械設備名 型式・能力・寸法など
5軸NC(SHINX 50ZXF-11-6-1560 ATC8) テーブル寸法:1500×6000(mm) 1
3軸NC(SHINX 20ZXGN ATC7 取置式) テーブル寸法:1300×2600(mm) 1
3軸NC(SHODA NC2001-1326X) テーブル寸法:1300×2600(mm) 1
常盤 1000×4000(mm) 1
常盤 1000×5200(mm) 1
常盤 1500×9000(mm)(1500×3000(mm)常盤3つ継ぎ) 1
3Dプリンタ(光造形方式) 造形サイズ:200×125×210 1
3Dプリンタ(PLA方式) 造形サイズ:350×320×325 1

オス型を作成しないFRP成形方法

従来のFRPによる船体製作の工程では、まず本体となるオス型を製作したのちFRPを張り、メス型を造っていました。これに対し、宇宙模型ではNCルータマシンを駆使しブロック状のメス型を直接加工・製作するので短納期化、またそれに伴う価格の値下げへの対応を可能としました。

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展示用も実験用も製作実績があるからできること。実寸模型やジオラマ製作も行います。

戦後70年の節目であった2015年は、さまざまなメディアが戦争について取り上げていました。これに絡んで日本テレビ様より特攻兵器「震洋」の実寸模型の製作依頼が。当時の図面をもとに、当時の製作方法を再現し作りました。完成後は、実際に海に浮かべた模型を漁船で引っ張りロケが行われました。その様子は同年8月9日の日本テレビ「バンキシャ」内で放送されました。

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